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学校コントラバス救済作戦 ご協力のお願い CONTRABASS RELIEF

学校で使用されているコントラバスの弦を、無償で交換する活動を行っています。
プロの奏者でも弾けないような、酷い状態の学校コントラバスを全国各地で目にします。
コントラバスのいい音が出ない原因は、メンテナンスをしていない状態の楽器にあります。
「こうであるべき正しい音」や「いい音」を知らないままの生徒は、整備のされていないコントラバスから出てくる音を「あたりまえ」と感じたまま、何の疑問も持たないことでしょう。
「正しい音」を知らないまま、卒業していくかもしれません。
顧問の先生でさえ、メンテナンスが必要だと気づいていらっしゃらない状況です。これでは一所懸命に音楽を楽しもうと演奏している生徒が不憫でなりません。
しっかりとした「いい音」は、共演者に良いコミュニケーションを、観衆に感動をもたらします。そして、それは喜びとなって演奏者に還ってきます。情操教育、心の豊かさ、文化向上にきっと繋がることでしょう。
メンテナンスを施して、次に伝えていくことは、「歴史を紡ぐ」ことであり「人が育つ」ことであり、単純に買い替えることよりもずっと意味のあることだと考えます。
もちろんメンテナンスにはお金がかかるのですが、何年も張り替えていない弦を、替えただけでも音の違いは歴然です。
そこで僕は、プロのコントラバス奏者が張り替えた古い弦を、学校の吹奏楽部へ送ることを始めました。
プロの奏者は音のクオリティを高く求めるため、未だ使える弦であっても頻繁に交換せざるを得ないため、プロの古弦はまだまだ使えるものがほとんどなのです。
地道な活動ですが、ご連絡をいただけたら、僕が弦の交換にいきます。もしくは、そういう団体を通して届けます。
学校関係者のみなさん。吹奏楽部OBの方々、父兄の方々。学校の楽器のことを少しだけ思い返して、顧問の先生や、校長先生へこの活動のことを伝えてください。
プロのコントラバス奏者の方。張り替えたあとの古い弦を、寄贈いただけませんでしょうか。各地の吹奏楽部へ届けます。